ひぐらしのなく頃に業 考察 終わらない悪夢の意味
「夢には必ず何か意味がありますのよ。梨花にとって大切な意味が」
「猫騙し編」の発症者は必ず古手梨花を殺害するが、動機に共通点はない
彼ら発症者に古手梨花を殺す理由を吹き込んでいるのは脳内寄生虫そのもの、つまり羽入に類する「人ならざるもの」であり、雛見沢というゲーム盤の支配者(ゲームマスター)である
「もうすぐで人間の脳内に入り込んだ寄生虫を根絶やしに出来るんだあッ!!」
発症者は脳内寄生虫に感染している
「途絶えなきゃいけないのさ……。この鬼の血はねェッ!!」
古手家は羽入の子孫であり鬼の血を濃く受け継ぐ家系とされる
鬼狩柳桜は人と鬼の血が交わる者にしか扱えない
「古手家の女はみんな、オヤシロさまのお怒りがあるとき生贄にされるために育てられとるんね」
古手家の女が生贄となり自身に感染させることで村人への感染を防ぐ
「蛆虫病の特効薬は何処にあるんだあッ?!」
発症者を治癒する手段があり、「古手梨花」はそれを知っている
鬼狩柳桜の存在を示唆している
「オヤシロさまは私に巫女を代わるようにと、そうお告げをくださいましたの」
巫女とは女王感染者を意味する
発症者=女王感染者であり、この雛見沢の梨花は女王感染者ではない
「梨花の不浄を……”綿流し”して差し上げるんですわ!」
不浄とは寄生虫のことである
寄生虫は「綿流し」することで体内から追い出すことができる
「僕は雛見沢が大好きなのですよ」
ゲームマスターによって示された古手梨花の役割は、鬼の血を継ぐものとして発症者を鬼狩柳桜で討ち、腸流しの儀式によって寄生虫を自分の体に感染させ、女王感染者として雛見沢に死ぬまで留まることである
これのシナリオは太古の雛見沢で羽入を討った古手桜花の再現を目的としている